買取では査定から売却までサポートしてもらうことも可能
空き家を所有している方もいるでしょう。
親や祖父母から譲り受けた土地家屋であっても、必ずそこで暮らせるとは限りません。
この場合は各自治体では所有者が存在していても空き家とみなされます。
2019年から総務省では、4年以上暮らしていない家屋があれば固定資産税を最大で60%上乗せすることを取り決めました。
今現在空き家を持っている方がいたら、いち早く買取をした方がいいというわけです。
全国には買取サービスを実施している専門業者が多く、今ではインターネットを活用してサービスを提供しているほどです。
業務内容は家の査定から見積もりの提示で、登記簿さえあれば最短30分で完了します。
ここで提示される金額に納得ができたら、あとは売却に必要な名義変更から室内清掃までサポートしてもらえます。
安すぎる空き家は訳あり物件の可能性もある
あまりにも相場の値段とかけ離れた空き家は、訳あり物件の可能性があります。
「告知事項あり」と書かれているものは訳あり物件確定です。
入居を希望する人に事前に知らせなければならないことがあるという意味で、事故や事件で人が亡くなっています。
病死や自然死であっても不可解な現象が発生するいわく付きである場合も、告知義務があります。
しかし、告知義務が生じるのは直後の住人に関してのみなので、前の前の住人やそのさらに前の事故や事件に関しては伏せられていることも多いです。
安い空き家を見つけ、住んでみてから居心地が悪くなり引越しせざるを得なくなったケースは少なくありません。
新しい物件を探して引っ越すお金や労力もかかるので、相場より安い物件に対しては契約前にその理由をきちんと確認することが大切です。